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名古屋大 4004人巣立つ 「自分を信じてまっすぐに」(毎日新聞)

 名古屋大学の卒業式が25日、同大豊田講堂(名古屋市千種区)であり、学部生2159人、大学院生1845人の計4004人が巣立った。

 大学院修了式に続いてあった学部卒業式では、浜口道成学長が学位記を授与した後、「愚直に挑戦し続けていただきたい」と祝辞。卒業生代表の文学部、藤原香里さんが「守られ育てられた環境から巣立ち、自立し、社会に貢献しなくてはいけない。自分の可能性を信じ、まっすぐ進みたい」と決意を述べた。【高橋恵子】

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 平成2年、栃木県足利市で当時4歳の女児が殺害された「足利事件」の再審判決公判が26日、宇都宮地裁(佐藤正信裁判長)で開かれる。菅家(すがや)利和さん(63)に無罪が言い渡される見通しだが、冤罪(えんざい)を生んだ裁判所の責任や有罪の根拠となった捜査段階のDNA型鑑定などに、どこまで踏み込んだ判断を示すか注目される。逮捕から18年。菅家さんに思いを聞いた。

 「どういう判決が出るのか。なぜ自分を犯人にしたのか。納得がいく判決文を読み上げてもらいたい。真実を明らかにしてほしい」

 再審公判では、再審即時抗告審で行われたDNA型再鑑定の鑑定人や、菅家さんを取り調べた元検事らの証人尋問が行われた。菅家さんはその都度、検察や警察に謝罪を求めたが、いまだに納得いく答えはない。

 「人として、警察官、検察官、裁判官、かかわった人すべてに謝ってほしい。そうでない限り、まだまだ真っ白な判決じゃない」

 取り調べを録音したテープが法廷で再生された際は、体調を崩し退廷した。「当時のことを思いだして苦痛だった」。事件現場近くの橋を渡るたび、いまいましい記憶がよみがえる。取り調べの様子を思いだし、眠れない夜も。「時間がたっても苦しさは消えない。薄れていくのではなく、日に日に記憶が強くなる」。国と県を相手に賠償請求訴訟も検討している。

 逮捕の日、同僚女性の結婚式を欠席したことがずっと気がかりだった。釈放後、女性と再会した。「『初めからやっていないと信じてました』と言われ、安心した。ありがたかった」。信じてくれた人に助けられている。

 昨年末から故郷の足利市の市営住宅で暮らす。死に立ち会えなかった両親の墓前に判決を報告するつもりだ。次の目標は就職自動車運転免許の再取得。「判決後は少し休んで、ドライブに行きたい」と話した。

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三宅島、避難指示解除から5年 島に脈打つ家族の絆(産経新聞)

 噴火による全島避難指示が解除されて丸5年を迎えた三宅村(伊豆諸島・三宅島)。しかし、島は高齢化が進み、復興の切り札として期待された観光も伸び悩む。仕事がないため再び島を離れる島民も後を絶たず、人口は減少する一方だ。それでもここが故郷−。その思いを胸に島民は島の将来を描き続けている。三宅島の今を見てきた。(奥村清史)

 「家族との思い出の詰まった三宅島に、どうしても戻ってきたかった」

 島南東部の坪田高濃度地区で火山ガスの流出状況を監視する山口百合子さん(50)=仮名=は、うっすらと涙を浮かべこう話し始めた。

 百合子さんは平成5年8月、建設業に携わる夫と娘4人で神奈川県相模原市から島に移り住んだ。家族旅行で島を訪れた際、アトピー性皮膚炎だった次女の症状が和らぎ、すぐに移住を決めた。その後、島で五女も授かり、充実した日々を過ごしていた。

 12年9月4日、噴火による全島避難の最終日。百合子さんは娘5人を連れて島を離れ、夫は復旧のため島に残った。その夫が、全島避難が解除される半年前に末期がんだと診断された。百合子さんは入院中の夫に「早く島に帰れるといいね」と話しかけながら看護を続け、清掃のパートで娘5人たちの生活を支えた。

 闘病生活を続けていた夫は、帰島の願いを果たせぬまま家族に見守られながら静かに息を引きとった。「死ぬ間際まで、愛用の釣りざおのことを気にしていた。三宅の海で、もう一度釣りがしたかったのでしょう」と百合子さん。

 その後、家族は念願の帰島を果たした。ぜんそくのため火山ガスの影響が心配された五女も、中学生になった今では薬も必要なくなったという。都立三宅高校に通う四女はこの春、都内のレストランに就職する。「いずれは島に帰ってきたい」とも話している。

 「避難中も帰島してからも多くの人に支えられた。島には娘たちの病気を治してもらった。三宅に住んで、本当によかった」。百合子さんは静かに話した。

                   ◇

 ■伸びぬ観光「復興、火山と共生」

 三宅村役場によると、帰島5年を迎えた2月1日現在の島の人口は、2810人(1736世帯)。うち、18歳以下は263人で約9%。一方、65歳以上は1028人で約37%を占め高齢化が目立つ。

 島で唯一の特別養護老人ホーム「あじさいの里」には50人が入所し、80歳以上が41人、最高齢者は99歳だった。施設長の水原光夫さんは「介護福祉士など専門職の人材確保は島では難しい。入所者の家族が島外にいるケースもあり、対応に苦慮している」とホームの実情を明かした。

 復興の起爆剤として期待された観光業は伸び悩んでいる。平成20年度の観光客は4万人を割り、噴火前の約半分。タクシー運転手の男性は「客の数は時期によって波が激しい。平均して来るようになればいいが」と話す。民宿で働く男性も「春になると工事関係の長期滞在者が少なくなる」と不安を隠さなかった。

 一方で、島の将来を担う子供たちの意見は前向きだ。都立三宅高校では21年9月から1月までの間、2学年全員が「三宅島の発展に向けて」をテーマにした研究活動に取り組んだ。海や噴火を観光と結びつけた研究がほとんどで、リポートのまとめにはこんな言葉もあった。

 「もっと強く火山と向き合えるよう立ち入り規制を解除することで、島の文化は大きく発展するだろう」

 約20年周期で噴火を繰り返す三宅島。復興への道のりはなお険しいが、その歩みは着実に進んでいる。

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<小野竹喬展>記念の俳句コン入賞者決まる(毎日新聞)

 「生誕120年 小野竹喬展」(毎日新聞社など主催)の開催を記念して、会場の東京都千代田区の東京国立近代美術館で、入場者を対象に開かれた俳句コンテストの入賞者23人が決まった。俳人の黛まどかさんと石寒太さんが、262句の応募者から選んだ。最優秀賞には、神奈川県藤沢市の留峰(るほう)さんの句「瓔珞(ようらく)の光芒(こうぼう)海の夏没日(いりひ)」が選ばれた。同展は4月11日まで。問い合わせは03・5777・8600。入賞者は次の通り。(敬称略)

 最優秀賞=留峰(神奈川県藤沢市)▽準賞=海棠あき、帰山(東京都杉並区)▽佳作=浅野文男(同調布市)、飯沼三和子(同渋谷区)、小川淳子(川崎市)、河野康徳(千葉県柏市)、小出萌日(東京都中央区)、武士とみ(埼玉県入間市)、武山こゆき(横浜市)、達子(東京都板橋区)、丹凌(神奈川県鎌倉市)、土居靖隆(東京都三鷹市)、當摩八千代(埼玉県入間市)、富田照代(横浜市)、永久(東京都品川区)、はづき(同目黒区)、広瀬ひろ子(同中央区)、古川夏子(同世田谷区)、堀江和を(埼玉県草加市)、山内美津子(神奈川県海老名市)、吉田光世(埼玉県川口市)、渡辺亮(千葉県松戸市)

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<政治とカネ>首相、改革強調 自民「責任取ってない」(毎日新聞)

 参院予算委員会は10日、鳩山由紀夫首相が出席して「鳩山内閣の政治姿勢一般」に関する集中審議を行った。鳩山首相は企業・団体献金の禁止やインターネットによる選挙運動解禁などに前向きな答弁を行い、「政治とカネ」への改革姿勢を強調した。自民党側は鳩山首相らの「政治とカネ」が過去のものとなることを警戒し、「ルール改正を先に持ってきて責任を取らないのは本末転倒だ」(西田昌司氏)と批判した。

 「(企業・団体献金の)全面的禁止への努力が国民の信頼回復につながる」。鳩山首相は政治資金規正法の改正で「政治とカネ」からの決別を強調した。同法改正のための与野党協議機関の設置は、この日の与野党国対委員長会談で結論が出なかったが、鳩山首相は「秘書の責任にしない法案も協議機関で作業したい」と与野党の協議が進展することに期待を示した。

 インターネットを用いたネット選挙運動についても首相は「次の選挙までに結論を出すスピード感で」。選挙運動の戸別訪問解禁も「戸別訪問は悪との発想ではお金のかからない選挙はできない」と述べた。

 次々と制度改正に前向きな発言をする首相に対し、自民党の西田氏は「自分の説明責任を果たす前に、企業・団体献金禁止が政治改革とは。モラル意識のなさにあきれた」と批判した。企業・団体献金の禁止に異を唱えている国民新党代表の亀井静香金融・郵政担当相も、首相の前のめりの姿勢をけん制。「どうしてもやりたいなら、法律ではなく民主党だけで自粛したらどうか」と述べた。

 これに対し鳩山首相は同日夜、首相官邸で記者団に「意見をつき合わせて最終的に一つの考えにまとめる努力が大事だ。最初から結論ありきではまとまるはずがない」と述べた。【鈴木直】

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 9日午後3時50分ごろ、福岡県春日市須玖南の市道で、幼稚園の送迎用マイクロバスが、近所の主婦高橋美奈子さん(29)の長女こころちゃん(1)をはねた。こころちゃんは病院に搬送されたが、頭がい骨骨折などで間もなく死亡。県警筑紫野署は、自動車運転過失傷害容疑で、バスを運転していた同県那珂川町五郎丸の派遣社員角※(※=サンズイに甘)七容疑者(72)を現行犯逮捕した。
 同署によると、こころちゃんの兄を含む園児4人がバスから降車。出迎えた高橋さんと一緒にいたこころちゃんが、発車したバスの左後輪でひかれた。 

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 けが人はなかった。

 草津署などによると、当時、生協の職員2人が朝食を作っていた。ガス炊飯器を使用中に、焦げ臭いにおいがした、という。

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 北方領土の国後島沖でロシア国境警備隊に銃撃された北海道羅臼町の羅臼漁協所属の漁船2隻が、航跡を記録する衛星利用船位報告システム(VMS)を意図的に止めていた事件で、ほかの僚船の船長数人もVMSを意図的に止めていたことを認めていることが6日、地元漁業関係者への取材でわかった。

 道の調べで、僚船17隻のうち14隻で2時間以上、VMSの航跡記録が空白になっていたことが確認された。道は、道海面漁業調整規則違反(制限条件)の疑いがあるとみて、船長らから個別に事情聴取を行っていた。

 安全操業に出漁する漁船は、同規則に基づき出港から帰港までVMSを常時作動させることが義務づけられている。

 道は、航跡記録が空白となっていた時間帯や位置情報を分析し、同規則違反にあたるか最終的な裏付けを進め、出漁停止を命じる行政処分を行う方針だ。

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 菅直人副総理兼財務相は5日、湯浅誠・内閣府参与が同日付で辞任したことを明らかにした。湯浅氏は08年末から09年初めに日比谷公園に設けられた「年越し派遣村」の村長として知られる。

 菅氏は民主党代表代行時代に派遣村支援に奔走。政権交代後の昨年10月、雇用問題の助言を得るため、湯浅氏を参与にしていた。年末年始の失業者対策として、ハローワークを拠点にした「ワンストップ・サービス」の実現に取り組んだ湯浅氏だが、今年に入り「一区切りがついた」として菅氏に辞意を伝えていた。菅氏は「慰留したが、本人の強い意向があった。トラブルではない」と説明した。【坂口裕彦】

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